カメラや機材を見るとつい煩悩がムクムクします。
たまに欲望に負けてます。
ついにデジタル時代の幕開けだぁ・・・とばかりに。ニコンD1X
今なお愛されているデジタル一眼レフの革命児です。
こんなスペックでした。
撮像素子はCCD
APS-CサイズのDXフォーマット
画素数547万画素(総画素)/533万画素(有効画素)
記録メディアはコンパクトフラッシュマイクロドライブ(CFカード)
当時、
D1桁シリーズは、カメラマン、報道、デザイン事務所などのプロ用途向けで、フラッグシップモデルだったようです。
2001年に発売され、当時の発売価格は59万円だったようです。
キャノンのデジタル一眼レフカメラEOS D2000が198万円、EOS D6000が360万円と非常に高価だったため、59万円は低価格に見えた、と書いてあります。
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg" name="ハミー" type="l"]なんで買ったの?いや、買えたの??![/voice]
D1Xとかってプロカメラマンが買えば、モト取りまくりの道具だと思いますが、シロートがその価格のモトを取るのは難しい。
基本的に趣味のための道具となり、モト取るとか代価分使うとかってことではなく、プロフェッショナルツールとしての圧倒的なパフォーマンスを含め、ついに買ってしまった。どうしよう。でも・・・嬉しい・・・いやぁ・・ハァ~・・と喜怒ため息の繰り返しがたまらんのです。
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg" name="ハミー" type="l"]カッコマンなんだね![/voice]
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/691b63e56f259ada592ccb22be500e24.jpg" name="サム" type="r"]どうもすみません![/voice]
搭載していたCCDは10.8メガピクセルを備えて板が、感度や画質、速度を優先し、4画素を1画素として出力していたため、有効画素数は266万画素と低くなった。
新聞に掲載するには十分な解像度、ISO1600の高感度撮影が可能だったことから報道機関を中心に普及した。
カメラボディはニコンF100・ニコンF5をベースに作られたため、堅牢性は高かった。
と書いてあります。
画素数で、4画素を1画素として・・・というのがよくわからないので調べて見たら
本機の場合、総画素数547万画素、有効画素数で533万画素と現行の200万画素クラスの1.5倍もないわけだ。そう考えると、数値的なインパクトは薄い。だが、ニコンのいう“深い画”という意味は、本機が単純に高画素や高解像度だけを追求したものではなく、写真画像としてきわめて重要なポイントである微妙な色再現性や豊かな階調再現性を重視している点だ。これらを言葉で表現するのはきわめて難しいが、色や階調性が豊かになることで、どうしても平面的な描写になりがちなこれまでのパーソナル機とはひと味違った、立体感に富んだ表現ができる絵作りを実現していると言い換えてもいいだろう。
そのキーとなっているのは、本機のために開発された超大型CCDだろう。
本機のCCDは、23.7×15.6mmという巨大な274万画素原色系タイプを採用している。このCCDのサイズはポピュラーな1/2インチ200万画素クラスのものと比較すると面積比で約12倍もあるのだ。
1画素あたりの素子サイズを見ても、1/2インチ200万画素クラスが約4ミクロンなのに対して、本機では11.8ミクロンもあり、面積比で約10倍もある。そのため、1画素あたりの光量が圧倒的に多くなり、S/N比が高くダイナミックレンジ(再現域)の点でも断然有利になるわけだ。
さらに、撮影レンズに要求される解像度も1/2インチクラスのCCDほど高いレベルは要求されず、標準的な一眼レフ用レンズシステムでも必要十分な解像度が得られる。もっともCCDサイズは35mmフィルムよりも小さく、APSフィルムとほぼ同じサイズ。そのため同じレンズを使っても、35mmフィルム使用時に比べると約1.5倍の望遠になってしまう。もちろん通常の撮影ではさほど支障はないが、超広角撮影はやや苦手だ。
しかしこれだけ大きなCCDになるとデバイス単体での価格は相当なレベルであり、CCD単体で普通のデジタルカメラが楽に購入できるほど。そう考えると、65万円という本体価格も現時点では仕方のないところだ。
と書いてあるのが見つかりました。
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg" name="ハミー" type="l"]なに言ってるのかわかりません?![/voice]
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/691b63e56f259ada592ccb22be500e24.jpg" name="サム" type="r"]おなじく![/voice]
被写体を認識する巧妙な演算回路
「F5」に匹敵する基本性能
超軽快な操作感
“クラスが違う”超高画質
など、心踊るコピーが並んでいましたが、
グンと近づいた「レンズ交換式デジタル一眼レフ」の世界
というのが時代を感じさせるコピーとして秀逸だなぁと思いました。
今では
化石的デジタル一眼レフ
かもしれません。
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg" name="ハミー" type="l"]もう化石でいいんじゃない?![/voice]
でも
ニコンが来たるべきデジタル一眼レフの時代へ向けて、大きなCCDでチャレンジングな道具を世に問うた。
そんな一台だったと思います。
それにしてもよく買えたなぁ、というのと
撮像素子上のゴミが目立ったなぁ
バッテリーの減りが早くて参ったなぁ
というのが、よく覚えている特徴です。
[voice icon="https://naruhodo-king.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0451-1.jpg" name="ハミー" type="l"]カッコマンにつける薬をください![/voice]